プレミアアンチエイジング 20年8月―21年1月期/中間通販売上45.8%増/新規獲得数は約45万件に

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 プレミアアンチエイジングの20年8月―21年1月期(中間期)の通販売上高は、前年同期比45.8%増の105億3700万円となった。デジタルマーケティングの強化と新規顧客の獲得手法の多様化に加え、テレビCM放送による認知度向上の効果が引き続き寄与し、新規顧客獲得数が増加したとしている。
 主力のデジタルマーケティングによる新規獲得顧客数は同40.2%増の約45万件となった。売り上げが堅調な一方、1件当たりの新規獲得に必要な費用は低減している。売り上げに対する広告宣伝費率は16.7ポイント圧縮して38.6%に、新規獲得にかかる広告宣伝費率は15.3ポイント圧縮して26.0%になった。
 新規顧客獲得の効率化により、広告宣伝費は同15.8%増の59億1300万円になった。
 販管費は同24.8%増の98億8800万円。業務委託費は通販売上高の伸長に伴い増加したが、配送コストの削減などにより、同29.3%増の22億2600万円になった。
 海外事業(中国)は、20年11月に行った中国のトップライバーによるライブコマースが反響につながった。中国におけるブランドの認知度が向上し、多数の販路を獲得することが可能になったとしている。中国をはじめとした海外販売拡大の基盤づくりに引き続き力を入れる方針だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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