SGホールディングスは3月2日、次世代型大規模物流センター「X(エックス)フロンティア」が全面稼働を開始したと発表した。このほどECプラットフォームに導入した自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」が稼働。グループ各社の機能がそろい、相互連携を本格化させる。
自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」は、効率的にスペースを使用した高密度の保管が可能で、保管数量が約50万点増加する。
作業者は定点で入出庫作業を行い、ロボットが専用のコンテナを出し入れすることで、約40%の作業生産性向上が見込まれる。EC物流において「オートストア」の稼働により、省人化と効率性を実現する。
SGホールディングスグループは20年1月、「Xフロンティア」竣工後、国際物流、大型・特殊輸送、ECプラットフォームといった、グループ各社の物流機能を順次稼働させてきた。
SGホールディングス/ピックシステム連携/大規模物流センターが全面稼働
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