アマゾンジャパン/名古屋で生鮮EC開始/バローHDと協業し今夏目途に

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アマゾンジャパン・荒川みず恵氏(写真左)とバローホールディングス・小池孝幸氏

アマゾンジャパン・荒川みず恵氏(写真左)とバローホールディングス・小池孝幸氏

 アマゾンジャパンは3月9日、東海地方でスーパーマーケットなどを運営するバローホールディングスと協業し、生鮮食品のECを開始すると発表した。今夏をめどに、愛知・名古屋の一部地域で実施する。まずは名古屋市内の一つの店舗で開始し、順次対象店舗を拡大していくとしている。
 バローホールディングスでは21年夏をめどに、アマゾンのウェブサイトとアマゾンのアプリ上に、専用のブランドページを開設する。生鮮食品の配送対象地域の顧客が、バローのページから商品を注文すると、バローのスーパーの店舗の専門スタッフが商品をピックアップする。アマゾン専用の配送スタッフである「Amazonフレックス」のドライバーが商品を受け取り、最短2時間で商品を配送する仕組みだ。
 バローは東海地方を中心にスーパーマーケット297店舗、ドラッグストアを442店舗運営している。今回のアマゾンジャパンとの協業で、アマゾンに出品する商品点数は、生鮮食品やPBの加工食品など8000品目程度になる予定だとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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