ギフティ/株主優待の電子化を提供/幸楽苑HDの優待を6月から

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ギフティの太田社長(写真左)と幸楽苑HDの新井田昇社長

ギフティの太田社長(写真左)と幸楽苑HDの新井田昇社長

 ギフティは2月26日、幸楽苑ホールディングス(HD)の株主優待を電子化して配布するシステムを提供すると発表した。株主優待の電子化システムを提供するのは初めて。電子化により配送コストが削減でき、非接触で決済可能なためコロナ禍の感染拡大防止にもつながる。法人による電子化システムの需要を踏まえて開発した。
 幸楽苑HDが贈呈する株主優待を6月から電子化する。株主は株主総会決議通知に同封されたQRコードから受け取ることができる。
 電子化した株主優待は、全国の「幸楽苑」店舗で利用できる「食事券」「楽天ポイント」「自社製品詰め合せ」から選ぶことができる。
 同日行ったオンライン会見で、ギフティの太田睦社長は、「各企業が取り組んでいるデジタルトランスフォーメーション(DX)化の文脈にも沿っているサービス。年度内に10社程度の導入ができればと思っている」と話した。
 幸楽苑HDは紙の食事券の電子化を目的に、これまでもギフティのeギフトシステムなどを利用してきた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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