メルカリ 20年7―12月期/営業利益13.7億円/3四半期連続で黒字を計上

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 メルカリの20年7―12月期(中間期)の連結営業利益は13億7000万円(前年同期は138億9400万円の損失)だった。事業規模の拡大とコロナ禍を受けての一時的な投資の抑制が、3四半期連続の営業黒字につながった。
 連結売上高は前年同期比46.1%増の482億1300万円。経常利益は11億9000万円(前年同期は138億8300万円の損失)、四半期純利益は41億1100万円(同140億9800万円の損失)だった。
 主力事業であるフリマアプリ「メルカリ」の国内流通総額は、前年同期比30.6%増となる3676億円だった。リアル店舗「メルカリステーション」のほか、物流事業者や小売店舗との連携によるオフラインでのタッチポイント増加が規模拡大につながった。
 20年10―12月期(純第2四半期)における国内「メルカリ」のカテゴリー別流通額の内訳は、エンタメ・ホビーが23%、レディースアパレルが20%、メンズアパレルが17%、家電が9%だった。季節性の影響でアパレル類の利用が伸長した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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