ベネッセホールディングス 20年4―12月期/売上高は5.6%減/国内好調も海外事業が苦戦

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 ベネッセホールディングスの20年4―12月期(第3四半期)の連結業績における売上高は前年同期比5.6%減の3175億8500万円となった。営業利益は前年同期比27.8%減の166億6200万円だった。国内教育事業の売上高は、前年同期比1.7%の増収だったものの、ベルリッツ事業や、グローバルこどもちゃれんじ事業の減収が大きく響いた。
 国内教育事業は前年同期比1.7%増の1522億5100万円。学習塾や英語教室の営業自粛はあったものの、「進研ゼミ」の延べ在籍数が増えたことが増収の要因となったとしている。
 グローバル人材教育などを行うベルリッツ事業の売上高は、201億3300万円となり、前年同期比で44.1%の減収。語学教育事業において、ランゲージセンターの一時封鎖や、米国の大学キャンパスの閉鎖に伴い営業活動の縮小があったことが要因としている。

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