ジャパネットホールディングス/電気の小売り開始/5%還元、カード会員対象

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 ジャパネットホールディングス(ジャパネットHD、本社長崎県、高田旭人社長兼CEO)のグループ会社で、新規サービス事業を担うジャパネットサービスイノベーションは1月3日から、電気の小売販売を開始した。対象はクレジットカード「ジャパネットカード」の会員限定。毎月、電気使用量の5%をポイントで還元する。カード利用による利便性を高め、会員数拡大を図っていきたい考えだ。
 「ジャパネットでんき」のサービス対象エリアは全国が対象。現在使用している電気代そのままで、毎月の電気使用量代金の5%をポイント還元する。工事や複雑な手続きは不要で、電話またはショッピングサイトで利用を申し込める。
 他社への契約切り替えの際も違約金などは発生しない。還元したポイントは1ポイント=1円としてジャパネットの買い物に利用できる。「ジャパネットでんき」への切り替えで3000ポイントを進呈する。
 「ジャパネットカード」の会員数は、20年12月現在で約30万人。昨年12月、本紙の取材に応じたジャパネットHDの高田社長は「カードやウォーターサーバーなど、お客さまとの継続的な関係性を築けるようなビジネスを増やすことに、こだわっていきたい」と抱負を語った。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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