【NB企業のサロン活用】 ペレ・グレイス〈コロナ禍をサロンで組織拡大〉/女性の活躍、NBを通じて実現

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サロン内のようす

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 ペレ・グレイス(本社東京都、佐藤知己社長)の会員として活動する中元穂津美さんは、鹿児島市でサロン「ビューティーデザイン プレジール」を運営している。
 当初は自宅を改装する形で始めたが、グループの会員が増えてきたことに加え、娘がエステサロンを経営したいという夢を持っていたため、エステサロン兼ペレサロンを4年前にオープンした。
 エステサロンの商品を取り扱ってきたが、在庫も多く利益率が悪かったため、ペレ・グレイスの商品のみに置き換えたところ、経費をかけずに気軽にサロンを活用できるようになった。中元さんは「系列に関係なく互いをサポートすることで一人一人のスキルも上がり、結果としてエステサロンも利益率が上がり会員が増えた」と話す。
 店舗は「トータルビューティー」がコンセプト。女性の好むものをメインにアロマやカラー診断などのイベントを企画し、口コミで親しみやすいエステサロンを意識しているという。店舗では、ハワイの美味しいコーヒーを提供することもあり「コーヒーを目当てにサロンに寄る会員もいる」(中元さん)と言う。
 コロナ禍も追い風に変えた。サロンを活用してZoomの使い方や、少人数でコミュニケーションをとることで、ダブルワークの大切さに気づく人も多く、新規会員も順調に増えた。
 中元さんは「子育てをしている主婦も、働いている女性も、化粧品で綺麗になり、さらに収入が伴う。社会に貢献する一人の女性として活躍できるようにアドバイスをしている」という。中元さんの将来の夢は、「女性が大黒柱になるアットホームな家庭を増やし、25歳肌になること」。サロンを積極的に活用することで夢の実現を目指す。

サロンに集う会員ら

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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