イー・エージェンシー/EC向けロジサービス開始/インドやASEANで展開

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 マーケティング支援事業を手掛けるイー・エージェンシー(本社東京都、甲斐真樹社長)は10月30日、シンガポールの現地グループ会社がEC向けのロジスティクスをインドネシアやASEANにおいて開始すると発表した。
 ECロジスティクスは、現地グループ会社が独自開発した統合型ECクラウドプラットフォーム「ECCS」の機能を分割してサービス化したもの。低コストで、複数の倉庫と実店舗の在庫を一元管理し、購入者の最寄りにある倉庫と実店舗にフルフィルメントを割り当てる。商品配送のコストとリードタイムが削減できる。
 また、複数の倉庫や実店舗の商品の動きをリアルタイムで確認し、アウトバウンドロジスティクス(出荷物流)だけでなく、倉庫間のインバウンドロジスティクス(購買物流)の手配も最適化する。包装から販促、送料などの原価計算も行い、項目ごとの粗利益を自動的に通知することで、利益確保にも寄与するという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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