楽天/ビデオ通話で買取査定/オンライン接客機能を強化

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「ビデオ通話査定」をまずは2店舗で提供

「ビデオ通話査定」をまずは2店舗で提供

 楽天は10月20日、宅配買い取りサービス「楽天買取」において、ビデオ通話システムを使用して、中古品を査定する「ビデオ通話査定」機能の提供を開始した。中古品販売時に、ビデオ通話で現物を確認できる「オンライン接客サービス」の提供も開始。コロナ禍で非対面接客のニーズが拡大する中、オンラインでの接客機能を強化している。
 「ビデオ通話査定」機能によりユーザーは、ブラウザー型のビデオ通話システムを通じ、店舗担当者による商品査定を受けることができる。まずは「キングラム 楽天市場店」と「ロデオドライブ 楽天市場店」の2店舗から対応を開始。
 対象商品は店舗によって異なるが、中古品買い取りで特に査定ニーズが高い、ブランドバッグや腕時計などにおいて「ビデオ通話査定」を利用できる。
 「楽天買取」では査定結果を受け取るまでのプロセスが対面での査定と比較して見えにくいため、「査定金額の詳しい理由が知りたい」などの声が寄せられていた。コロナ禍で非対面での査定ニーズも高まっており、「ビデオ通話査定」機能の開発を進めたという。
 楽天は中古品販売時にもビデオ通話で接客できる「オンライン接客サービス」の提供も開始している。この機能は「ビデオ通話査定」に対応している2店舗に加え、「GINZA RASIN 楽天市場店」と「バイセルオンライン 楽天市場店」の2店舗も対象となっている。
 「ビデオ通話査定」も「オンライン接客サービス」も順次対応店舗を拡大する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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