良品計画 20年8月期/EC売上37.9%増/6カ月間の変則決算で

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 「無印良品」を展開する良品計画の20年8月期(決算期変更に伴う6カ月間の変則決算)のEC売上高は、前年同期比37.9増%の161億8900万円だった。コロナによる巣ごもり需要の拡大が追い風になった。アマゾンや楽天に出店したことも売り上げ拡大に寄与した。
 良品計画は決算月を2月から8月に変更し、6カ月間の変則決算を発表した。連結売上高は同17.2%減の1789億3300万円だった。コロナ禍で世界的に店舗事業が縮小している。20年6―8月のアジア圏の店舗売上高は回復傾向にあるが、欧米圏はまだコロナの悪影響が響いている。
 EC事業では5月にアマゾン、6月に楽天に出店した。ユーザーが買いやすい環境を整えるため販売チャネルを拡大し、売り上げを拡大した。
 21年8月期の業績予想におけるEC売上高は、20年2月期と比べ60%増に拡大する計画だ。ECの基盤を整備し、見やすく、買いやすいサイトに改善することで売り上げをさらに伸ばしたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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