セブン&アイ・ホールディングス/百貨店EC売上が急増/マスク、化粧品がけん引

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除菌用品・マスクと化粧品がそごう・西武のECをけん引

除菌用品・マスクと化粧品がそごう・西武のECをけん引

 セブン&アイ・ホールディングスが10月8日に発表した20年3―8月期(中間決算)によると、百貨店事業のそごう・西武(本社東京都)のEC売り上げは、前年同期間実績より3億8800万円増となる22億6800万円だった。コロナ禍以降、マスクや除菌用品、化粧品の販売が伸びて売り上げをけん引したという。
 化粧品は、マスクをしていても崩れにくいメーキャップ商品、スキンケアなどの売り上げが順調に推移した。7月以降は、Zoom(ズーム)を活用したオンライン接客やライブコマースを開始して、ECでの購入を促進している。
 10月9日に行われた決算説明会によると、そごう・西武について、「当社の強みである富裕層への対応は、デジタルを活用したライブコマースを実施するなど、環境変化に合わせて行っていく」(井阪隆一セブン&アイ・ホールディングス社長)と説明した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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