オンワード樫山/D2Cブランド出足好調/1カ月強で売上3000万円超に

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20代中心の女性社員が企画したD2Cブランド「#Newans」

20代中心の女性社員が企画したD2Cブランド「#Newans」

 オンワード樫山(本社東京都、鈴木恒則社長)が今秋発売したD2Cアパレルブランドの出足が好調だ。9月1日から1カ月強で3000万円以上を売り上げた。今後、コラボ企画の展開やデジタル施策の強化により、認知度をさらに高め、売り上げ拡大を図る。
 D2Cアパレルブランド「#Newans(ハッシュ ニュアンス)」は、20代が中心の女性社員によるプロジェクトチームが立ち上げた。女性のファッションニーズの変化を捉え、顧客の声をヒントに汎用性が高く、使い勝手の良いアイテムを企画している。
 ターゲットは、新しい価値観やライフスタイルを持ったミレニアル世代。キーアイテムであるシャツの価格は9000円(税引)から。独自の企画生産方法により、価格を抑えることにもこだわっている。
 オンワードグループが発行するファッションマガジン「#StayStylish(ステイスタイリッシュ)20年秋号」では、各分野の第一線で活躍する女性12人が「#Newans」のシャツ12型を着用して登場する。ECサイト上にも特集ページを掲載する。

プロジェクトリーダーの田野井哉恵氏(写真左)と高田実奈氏

プロジェクトリーダーの田野井哉恵氏(写真左)と高田実奈氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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