ドクターシーラボ14年8月ー15年4月期/売上微増も減益/広告・販促費の積極投下で

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

ドクターシーラボの14年8月―15年4月期(第3四半期)における連結業績は、売上高が前年同期比2・2%増の260億8800万円だった。インフォマーシャルなどのマス広告に費用を積極的に投下。増収につなげるためのプレゼント品などの販促費も増加したため減益となった。
 営業利益は同27・2%減の38億9800万円、経常利益は同26・7%減の39億5600万円、四半期純利益は同23・8%減の25億1900万円となった。
 通販売上高は同4・7%増の174億3100万円だった。白髪染めの「簡単ひと塗り白髪カバー」やダイエット食品「美禅食」など、主力化粧品の「アクアコラーゲンゲル」以外の商品の広告を積極化し、新規顧客数が増加した。
 新規登録数は同19・6%増の69万3000人となり、総会員数も前期末(14年7月)時点に比べ、6・6%増の1115万人に拡大した。
 しかし、5月から約3カ月間実施する、「アクアコラーゲンゲル」シリーズの購入者を対象とした大型キャンペーン前に買い控えが発生し、購入単価が想定以上に下がったため売り上げが伸び悩んだ。


(続きは本紙 6月11日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ