歯愛メディカル/韓国で通販展開へ/初の海外合弁子会社を設立

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 歯愛メディカルは9月29日、韓国で通販事業を展開するため、同社初の海外合弁子会社を設立すると発表した。
 9月29日に設立する子会社の名称は「CI Korea」。新会社の社長は、歯愛メディカルの清水清人社長が兼任する。出資比率は、歯愛メディカルが70%、韓国のムンギョウ社が20%、韓国で歯科医院を経営するコウ・チョルス医師が10%。
 ムンギョウ社は、歯科技工用石こうなどの歯科材料の輸入で取引実績がある。販売商品は、オリジナルの歯科関連商品を中心とし、低価格・高品質を武器に販路拡大を狙う。
 韓国の歯科医院数は、日本の4分の1程度だが、美容大国として認知されていることもあり、歯科市場が盛んな国の一つ。オーラルケアの意識が日本よりも高く、歯のインプラントを実施する消費者が日本より非常に多いとされている。
 韓国ではカタログ販売からスタートするという。市場の動向を見て、ECサイトの開設を判断していく予定だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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