龍泉堂/最新の研究成果を発表/第3回学術セミナーに200人超参加

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塩島由晃社長

 龍泉堂は9月9日、「第3回学術セミナー」を都内・池袋で開催、「アフリカマンゴノキエキス」や「Wellmune(ウェルミューン)」など、同社素材について、最新の研究成果を発表した。抗加齢医学の権威として知られる、同志社大学生命科学部兼アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一教授による講演も行われた。来場者と、Zoomでの聴講者を合計すると200人超が参加した。
 冒頭、塩島由晃社長があいさつに立ち、「機能性表示食品制度も、事後チェック指針の発出により、新たなステージに移行している。当社としては、エビデンス重視の展開を行ってきた。研究成果を発表する」などと話した。
 米井氏は、「延ばせ健康寿命:アンチエイジングのすすめ」をテーマに講演。「老化の弱点を見つけて是正することが必要」などと訴えた。
 百寿者の病歴をみると、一般の高齢者に比べ糖尿病の罹患率が低いことを指摘。「糖尿病があると90の壁を越えられないのではないか」などと話した。「現代は、糖化ストレスと戦う時代。健康長寿には糖化ストレスへの対策が必要だ」などと話した。
 続いて、同社の開発室の高橋潤(めぐみ)主任が「免疫の観点から見る健康長寿と『β―1’3/1’6―グルカン(Wellmune)』」をテーマに講演。ウェルミューンの免疫に対する有用性については、数々の臨床試験で明らかになっていることを報告した。運動負荷後の免疫低下を抑制する効果が臨床試験で確認されていることも報告。別の臨床試験結果からは、上気道感染症を予防・軽減することも期待されるとした。
 同社の開発室の高橋亮平氏は「未来を切り開く抗酸化素材『OptiBerry(オプティベリー)』『GrapeSorac(グレープソラック)』」をテーマに講演。6種類の健康果実エキスを配合した素材「オプティベリー」の日・米・韓・EUにおける販売権・商標権を今年、米国ロンザコンシューマーヘルスケアから取得したことを発表した。同素材は、抗酸化力の指標であるORAC値が、ブルーベリーエキスよりも高いことを確認済み。抗筋肉痛作用、抗血管新生作用など幅広い機能性も期待できるという。
 一方、赤ブドウ種子エキス「グレープソラック」は、ORAC値が極めて高く、強力な抗炎症効果も期待できるとした。
 塩島社長の「肥満気味の方の救世主となる『アフリカマンゴノキ(エラグ酸)』のチカラ」と題した講演では、日本人を被験者とした新たな臨床試験を実施したことや、新SRをまとめたことを報告した。
 同会では、脳機能改善の新原料として「mnemoPQQ(ニーモピーキューキュー)」の取り扱いを開始したことの報告も行われた。
 会の最後には、同社の吉田匡央営業部長が登壇し、「ニーモPQQについて臨床試験の準備を進めている」ことを報告。「来年9月に迎える創立40周年に向けて、複数の臨床試験を含め、エビデンスのさらなる充実を進めていく」などと話した。

米井嘉一教授

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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