「ノース・モール」に/オットージャパンが社名変更

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 アパレルの通販事業を手掛けるオットージャパン(本社東京都、前之園世紀CEO)は8月26日、社名を「ノース・モール株式会社」に変更したと発表した。現経営陣によるマネジメント・バイアウトを実施し、全株式を譲受。株主の変更に伴い社名変更を決めた。社名を変更したのは8月13日付。
 前之園CEOが経営する企業が、ドイツのオットーグループが持つオットージャパンの株式を取得した。企業価値を持続的に発展させていく上では、オットーグループの一員としてよりも、新しい株主のもとで日本女性のライフスタイルに寄り添った事業運営を行うことが最適と判断した。
 今後は婦人服だけでなく、キッチンウエア、食器、雑貨、アウトドア用品、インテリア、酒類、食料品など、多彩なラインアップで、大人の女性に向けたライフスタイルの提案を強化するとしている。
 ノース・モールは9月2日、資本金の額を13億9499万5000円、資本準備金の額を13億3127万1418円減少し、資本金を5000万円、資本準備金を1億5000万円にすると公告した。
 なお、オットージャパンのグループ会社だったエディー・バウアー・ジャパン(本社東京都、マティアス・エンゲル会長兼社長兼CEO)は従来通り、米エディー・バウアーとの共同出資により、カジュアルウエアの店販および通販事業を運営している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ