メルカリ/台湾での販路強化/「Shopee」に商品掲載

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 メルカリは8月12日、越境ECのインフラ構築サポートを提供するBEENOS(ビーノス)グループと協業し、「Shopee(ショッピー)」を通じた台湾での越境販売を開始した。台湾から「Shopee」上で、フリマアプリ「メルカリ」の一部商品を閲覧・購入することを可能にした。連携を通じ、国外での販路強化を狙う。
 「Shopee」上に掲載された「メルカリ」の商品に台湾の消費者から注文が入ると、BEENOSグループが運営する代理購入用アカウントが「メルカリ」上の商品を代理で購入。出品者から届いた商品を検品・梱包後、台湾の購入者へと発送する。
 「メルカリ」への出品者は、日本国内の代理アカウントに発送すればいいため、これまで通りの配送方法と配送料で取引が可能となる。
 「Shopee」は、七地域の市場「シンガポール・台湾・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン)に展開する東南アジア・台湾最大のマーケットプレイス。日本企業も対象エリアへの販路として活用している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ