【アフターコロナ業界予測 〈専門記者の「空模様」予報〉】 〈商品別通販予測〉コロナ後も強み発揮/新規参入の増加で競争激化も

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 新型コロナウイルスの影響で店舗が営業自粛を余儀なくされる中、通販は業態としての強みを発揮し、通販事業者へのマイナス影響は総じて少なったようだ。ただ、コロナの影響は恐らく、既存の小売業者にとって通販という業態そのものを強く認識させたことは間違いない。それによる新規参入増加の流れは、既存の通販事業者にとって厳しい環境を招くことも懸念される。

 健康食品通販は、アフターコロナの市場環境について意見が分かれている。健康志向の高まりを期待する声がある一方、景気後退の影響によって定期購入を見直す動きを懸念する見方もある。
 コロナ自体が健康食品通販市場に大きな影響は与えていないが、その流れはアフターコロナでも安定して推移しそう。それよりも特商法改正の動きが気になる向きもある。現状の市場と規制強化の動きを勘案すると、曇り後一時雨となりそうだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月6日・13日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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