フェリシモ 20年3―5月期/営業利益8%減少/顧客基盤拡大狙い広告費増加

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 フェリシモの20年3―5月期(第1四半期)連結業績は、営業利益が前年同期比8.2%減の2600万円だった。第1四半期は顧客基盤の拡大を狙い、ウェブ広告やテレビ広告を積極的に実施したことで広告費が増加した。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で商品調達支援が発生。これに伴う別送便の増加で販管費が増えた。
 売上高は同4.9%増の71億9700万円だった。ウェブ広告やSNSの積極的な活用で、ウェブサイトへの訪問者数が増加。これにより、新規顧客および復活顧客数は、前年同期比で大幅に増加した。
 品目別販売実績は、「服飾・服飾雑貨」が前年同期比1.9%減の46億7600万円、「生活関連」が同18.5%増の20億3500万円、「その他」は同27.4%増の4億8500万円だった。
 返品調整引当金差引後の売上総利益率は52.8%で、前年同期比0.6ポイント悪化。売上高販管費率は52.5%で同0.9ポイント改善した。
 経常利益は同52.4%減の1500万円。四半期純損失は900万円となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ