グリムス/東証2部に市場変更/計画から承認まで約3年

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 戸建住宅向けに太陽光発電や蓄電池の催事販売を行うグリムスソーラー(本社東京都、高橋純一社長)の親会社グリムスは、6月24日付で東京証券取引所JASDAQ(スタンダート)から、同取引所市場第2部へ市場変更する。市場を変更するのに、計画段階も含め2年9カ月を要したという。
 太陽光発電の催事販売や業務提携による販路拡大の営業方法は、引き続き継続していく予定だという。
 ジャスダックから、東証2部へ変更する場合、市場変更時を見込んで株主数は800人以上、時価総額は20億円以上と要件の基準が多くある。市場変更に際する主幹事は、SMBC日興証券。
 同社は09年にジャスダックへ上場。企業規模の拡充強化を図り、業績を順調に伸ばしてきた。さらなる、業容の拡大を図るため、社会的信用力の増強による企業価値の向上や、露出度の増加による知名度の向上、出来高やファイナンス機会の増加による流動性の増大を目的に、市場を変更することにしたという。
 内部管理体制の一層の強化や、コンプライアンス意識の向上、コーポレートガバナンスの強化(社外取締役の増加)など組織体制にも変化が生じているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ