シニアライフクリエイト／６．５万枚のうちわを配布／今年で１６年目の恒例行事

　ファミリーマートの子会社で、「宅配クック　ワン・ツゥ・スリー」をフランチャイズ（ＦＣ）展開するシニアライフクリエイト（本社東京都、高橋洋社長）は７月１０日、全国で合計６万５０００個のうちわを顧客に配布する恒例行事を行う。毎年この時期に弁当と一緒にうちわを配布しており、今年で１６年目を迎える。
　うちわはオリジナルで、表面に「ちぎり絵」を楽めるよう工夫を施している。「うちわのちぎり絵」は、毎月発行している会報誌「あはは」に投稿する人も多く、うちわを通じて楽しみと会話が生まれるようにしているという。
　弁当は毎日届けるため、顧客と顔なじみになる強みを生かし、弁当を渡す際の会話を通じて、高齢者のちょっとした変化にも気付きやすくなるという。「水飲んでる？　飲まないといけないよ」「エアコンの温度見てあげようか」などこまめに声をかけるという。「毎日弁当を届ける関係だからこそ、一歩踏み込んだ声掛けができる」（同社）としている。