アトコントロール/4月月商が2.1倍に/「ダチョウ抗体」の認知度高まる

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 ダチョウの卵を原料とした、化粧品やサプリメントを商材にネットワークビジネスを展開するアトコントロール(本社東京都、上市達矢社長)はこのほど、20年4月度の月商が、前年同月比112%増となったことを明らかにした。20年4月の新規登録者数は前年同月比で6倍となったという。テレビ番組などで、ダチョウの卵が持つ抗体に、新型コロナウイルスの予防効果が期待できることが取り上げられたことなどが要因だとしている。
 アトコントロールに新規登録した会員は30代後半から80代まで幅広いが、ボリュームゾーンは50代以上だという。
 テレビなどで取り上げたられた、抗菌スプレー「V BLOCK(ブイブロック)スプレー」を目当てに、新規会員登録を行うする人が多いという。同社の会員の中には、スプレーを入口商品として位置づけ、プロテインや化粧品のオートシップにつなげるグループもあるという。
 4月は登録者が大幅に増加したが、5月は登録者数の増加が落ち着いたとしている。アトコントロールでは今後、3~5月に登録した新規会員に対するコミュニケーションを強化する考え。アップラインの会員から連絡したり、本社から直接連絡をとったりする方針だ。スプレーや化粧品などの製品を日常使いしてもらう一方で、ビジネスの教育も実施。ビジネス会員として活躍してもらえるようにしていきたいとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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