サニックス 20年3月期/訪販事業4.5%増/換気システム工事けん引

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 サニックスの、白蟻防除や床下・天井裏換気システムの訪販事業を手掛けるHS事業部門における20年3月期の売上高は、前期比4.5%増の112億3500万円だった。同事業部門の営業利益は同7.6%減の20億6100万円。
 床下・天井裏の換気システムの売り上げが、前期比38.8%増の24億9700万円と大幅に伸びたことが増収の要因だという。白蟻防除施工も同3.1%増の35億4700万円と順調に売り上げを伸ばした。
 同事業部門の社員数は、前年同期と比べ56人増の683人。営業拠点も佐賀県の唐津と、長崎県の大村に新設し、人員増と施工面の強化も図っていった。
 21年3月期のHS事業部門の業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、未開示としている。見通しがつき次第、情報開示する。同社では、「HS部門については、顧客の自宅へ訪問する「訪問販売」の形態をとっていることから、今般の新型コロナウイルス感染拡大の影響を最も受ける事業であると認識している」と発表している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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