佐川グローバルロジスティクス/最新機器、重量課金で/通販事業者向けサービス開始

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
次世代型物流センター「Xフロンティア」

次世代型物流センター「Xフロンティア」

 SGホールディングスグループで国内ロジスティクス事業を手掛ける佐川グローバルロジスティクス(本社東京都、森下琴康社長、(電)0120―818―662)は4月1日、自動搬送ロボットなどの最新機器を従量課金で利用できる通販事業者向けのサービスを開始した。都内新砂に竣工した国内最大級の次世代型物流センター「Xフロンティア」で提供する。
 先進的な物流ロボティクスを導入した機械設備やスペースを従量課金で利用できる、「シームレスECプラットフォーム」の提供を始めた。通販事業者からの委託業務に対して、マテハン機器への初期投資やスペースなどの固定費をかけずに提供する。
 「Xフロンティア」の階下には、佐川急便の中継センターが開設される予定。開設後は配送リードタイムの短縮や集荷締め切り時間の短縮が見込まれる。
 「シームレスECプラットフォーム」を起点として、グループの国内外をつなぐ物流網を活用したサービスの拡張も可能になる。
 輸出入や通関業務を担うSGHグローバル・ジャパンと連携。国内配送・通関から海外でのラストワンマイル配送まで、ワンストップで越境ECビジネスを支援する。
 次世代型物流センター「Xフロンティア」は、SGホールディングスが1月31日に竣工した。敷地面積7万3216平方メートル、延床面積は17万1029平方メートルで鉄骨造り7階建ての規模となる。投資額は840億円。

「シームレスECプラットフォーム」に導入するマテハン機器

「シームレスECプラットフォーム」に導入するマテハン機器

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ