アスクル/社外取締役の候補選出/ケンコーコム元社長など4人

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 アスクルは2月6日、(暫定)指名・報酬委員会が指名した独立社外取締役候補を取締役会で承認し、3月13日の株主総会の議案として提出する。ケンコーコム(現RAKUTEN DIRECT)元社長の後藤玄利氏など4人が候補に挙がっている。
 (暫定)指名・報酬委員会は、アスクルの定款で定めている取締役の定数である10人の3分の1以上の議決権を占める4人を独立社外取締役として指名した。アスクルの企業価値向上のために最適な判断ができること、アスクルの執行部や大株主であるZホールディングス、プラスからの独立性が確保されていることなどを指名基準としている。
 独立社外取締役候補にアスクルの競合企業であるケンコーコムの元社長である後藤氏を選出した。後藤氏はKotozna(コトズナ)というインバウンド向け多言語翻訳サービスの開発会社を経営している。
 他にも弁護士の市毛由美子氏、経済学者の高巖氏、IHIの副社長を務めた塚原一男氏を選出している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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