〈新興NB企業〉 CBD製品で事業拡大/セミナーから新規登録目立つ

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ヤンジェヴィティで人気上昇中の「ティンクチャー」

 外資系ネットワークビジネス(NB)主宰企業が19年から大麻由来の成分であるカンナビジオール(CBD)を使用した製品投入を活発化している。CBDは、成熟した大麻の茎と種子から摂れる植物性栄養素。精神作用や毒性、依存性はない半面、ストレスの緩和、神経を落ち着かせるなどの効果が期待されている。業界大手のモリンダジャパン(本社東京都)などがすでに取り扱っているほか、新興NB企業のヤンジェヴィティ(本社東京都)やE.C.S総合研究所(本社東京都)、プライムマイボディジャパン(本社東京都)がCBD製品で事業を拡大している。

■小規模セミナーで順法を説く

 17年に日本で事業を始めた健康食品NBのヤンジェヴィティ(本社東京都)は、19年9月からCBD製品の取り扱いを始めた。食用のCBDオイル「ティンクチャー」、CBDのハンドクリーム「スーズ」を相次いで市場投入した。19年12月に取り扱う前に800人だった会員数は2000人に増加し、20年2月6日時点で3000人を突破している。
 同社が特に力を入れているのは、「新規顧客との接点」と位置付ける製品説明セミナーだ。セミナーの内容はCBDに期待されている成分の説明だけでなく、CBDの取り扱いに関わる「大麻取締法」と「麻薬及び向精神薬取締法」に基づいたコンプライアンスなども盛り込んでいる。「麻に対して悪いイメージを持つセミナー参加者も少しいるので、イメージ改善を図る」(同)としている。 
 新規でセミナーに参加する人の8割以上が会員登録しているという。セミナーは毎月、東京で2回、関西で3回、北海道でも1回開催している。セミナーの参加者は多い時に70人になるという。関口暖ジェネラルマネージャーは「新規の参加者がセミナー参加者全体の3分の1を占めている。新規参加者と十分なコミュニケーションを図るために小規模に設定している」。


■法人化2カ月で会員2000人超

 E.C.S総合研究所(本社東京都)は19年10月に開業し、12月に法人化した。会員数は、2月6日時点で2000人を超えている。主力製品は亜麻仁油をベースにしたCBDサプリメント「バーサス2000」だ。
 セミナーには、20~60代の男女が毎回40~50人参加する。

(続きは、「日本流通産業新聞」2月20日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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