新日本製薬 19年10―12月期/売上高は87億円強/化粧品が92%を占める

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 新日本製薬が2月7日に発表した19年10―12月期(第1四半期)決算は、売上高が87億2600万円だった。株式上場後、初の第1四半期決算の発表となるため、前年同期比は開示していない。売上高の商品別内訳は化粧品が80億27000万円、ヘルスケア商品が6億9900万円となっており、化粧品が全体の92.0%を占めている。
 チャネル別の売上高は、「通信販売」が79億5100万円、「直営店舗・卸売販売」が5億6700万円、「海外販売」は2億700万円だった。通販を中心に、主力商品「パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ」の販売が順調だった。
 通販事業では同商品の利用顧客に、夜用高保湿クリームや高保湿化粧品、ヘルスケア商品などの併売を促進、売上高が拡大した。外部ECモールでの販売も順調だった。第1四半期の国内EC売上高は8億5000万円で、全体の9.5%を占めている。
 返品調整後の売上総利益率は84.8%。売上高販管費率は77.0%となっている。販管費67億1700万円のうち、広告宣伝費は26億4000万円、フルフィルメントコストは10億9400万円、コールセンターコストは7億7900万円だった。
 営業利益は6億8500万円、経常利益は7億300万円、四半期純利益は4億4300万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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