アイシップ/「マツリグニンONE」をリニューアル/健康フォーラム2019で発表

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あいさつする永井幸司社長

あいさつする永井幸司社長

 健康食品や化粧品を商材にネットワークビジネス(NB)を展開するアイシップ(本社東京都、永井幸司社長)は19年12月7日、「アイシップ健康フォーラム2019~心と身体、経済の健康~」を、群馬・高崎のニューサンピアで開催、約100人が参加した。同イベントでは主力商品である「マツリグニンONE(ワン)」のリニューアルを発表。20年10月にタイへのオフィシャルツアーを実施することも発表した。
 同イベントでは冒頭、同社の親会社である発酵原料メーカー、東洋発酵(本社愛知県)の木村浩社長があいさつ。創業者である故・木村彰彦会長の在りし日の思い出を語った。「彰彦会長は、本当に良い商品を開発し、本当に喜んでいる人に届けるという思いを強く持っていた」と話した。その上で、「かつてNB事業を始めるにあたって、売り上げの多くを失うことがあったが、それでも迷わずアイシップを選んだ。それだけ強い思いで立ち上げたのがアイシップだ」と創業時を振り返った。「煽って瞬間的な売り上げを作る安易な選択は一切せず、無理なくぐっと成長できるタイミングを捉えようとしていた。その意志は、私も永井社長も引き継いでいる」と続けた。
 続いて永井社長が登壇しあいさつ。「自分自身の話をすると、2年半ほど前、息子が生まれ大きく価値観が変わった。息子がずっと笑顔でいられるためには何がしてやれるだろうと考えるようになった。自分の利益だけを追求しても最善の未来はやってこない。アイシップのように、『誰かを想う』心を原動力にして、結果的に自分の収入にもなるというのが理想の姿だという考えに至った」と話した。さらに「彰彦会長が常日頃おっしゃっていたように、心と身体、経済の本当の健康を実現できるよう、前向きに、相手のためを考えて、本物の商品を届けていきましょう」と会場に呼び掛けた。
 同社からは、「マツリグニンONE」のリニューアルが発表された。新成分として「CELABIO―F(セラビオエフ)」と「大麦乳酸発酵GABA(ギャバ)」を加え、パワーアップするとした。
 東洋発酵からは、リニューアルのポイントに関する説明も行われた。
 アイシップからは、20年10月のオフィシャルツアーの行先が発表された。タイ・バンコク3泊5日の旅になるという。ツアーは全会員が参加できるが、ランクアップやコミッションアップで招待・優待を受けられる。グループの応援・育成で参加する方法も新たに用意しているという。
 その後、アイシップのビジネスがなぜ求められるのかについて、現在の日本国内の経済状況を踏まえた説明が行われた。その中で「アイシップは子どもたちが笑顔で暮らし希望を持てる未来を作る」というメッセージを発信。オレンジリボン活動などチャリティーにも参加していることを報告した。
 会の途中、随所にリーダーメッセージが織り込まれ、めいめいのリーダーが、これまでの経緯を報告するとともに、今後の決意を示した。
 最後には、トップリーダーである大園史朗グランドキャプテンがあいさつ。「健康でなくなったら暗くなる。明るい家庭を一軒一軒増やしていきたい。原点の気持ちを大切にしながら、20年6月の7周年に向けてもう一回スタートを切っていきましょう」と呼びかけ、盛況の中、閉幕した。

あいさつする東洋発酵の木村浩社長

あいさつする東洋発酵の木村浩社長

約100人が参加した「アイシップ健康フォーラム2019」会場

約100人が参加した「アイシップ健康フォーラム2019」会場

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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