象印マホービン/28万件の情報流出/ECサイトに不正アクセス

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 象印マホービンは12月9日、グループ会社の象印ユーサービスが運営するECサイト「象印でショッピング」において不正アクセスがあり、個人情報が流失したと発表した。顧客の氏名や住所、電話番号など、最大約28万件の個人情報が流出したとしている。
 12月4日午後6時ごろ、一部の顧客からキャンペーンに関する不審なメールが届いているとの問い合わせがあった。内部調査を行った結果、個人情報が漏えいしていることが判明。同日午後9時からECサイトを停止した。現在も停止している。
 社内調査の結果、システムの一部脆弱(ぜいじゃく)性をついた第三者の不正アクセスにより、個人情報を取得されていたことが判明。顧客の氏名、住所、注文内容、配送先情報、メールアドレス、電話番号などの個人情報が流出した。
 「〇〇(顧客氏名)おめでとうございます!オリジナルQUOカード キャンペーン実施中!」の件名で届いた不審なメールを開封し偽造サイトにアクセス、個人情報を入力した顧客はクレジットカード情報が盗取されたおそれがある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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