エスプール/シッピーを子会社化/台湾向け通販を一気通貫で支援

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 エスプールは12月4日、台湾EC支援のShipee Taiwan(シッピー、本社台湾、高橋裕也総経理)を子会社化すると発表した。子会社のエスプールロジスティクスが台湾向け越境EC支援サービスを強化しており、シッピーを傘下に入れることで台湾における通販事業を一気通貫で支援できる体制を整える。
 出資金額は2000万円で払込日は12月6日の予定。出資比率は非公開としているが、シッピーは出資後に連結子会社となる。
 シッピーは日本企業の台湾進出に特化したサービスを提供している。台湾での通販サイト運営や広告運用、ウェブ以外のPR支援を手掛けている。
 エスプールロジスティクスでは現地企業などと提携し、台湾向け越境ECを展開するためのフルフィルメントを支援している。
 今後は自社施設でのフルフィルメント支援を行う計画もある。シッピーと組むことでマーケティングから運営、フルフィルメントまで一気通貫で支援できる体制を構築する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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