化粧品通販 春夏商戦が動き活発 新商品投入、美容提案で訴求

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ドクターシーラボの化粧品をセット提案するサイト画面

 化粧品通販各社の春夏商戦が活気を帯びてきた。各社はともに、新商品を投入したり、既存商品の訴求ポイントを春夏向けに変更するなどの施策に乗り出している。各社のPR部門によると、美容情報誌の美白関連特集が例年より早く盛り上がっているという。化粧品通販の中には、従来から販売していた商品の認知度を一気に高めるため、主力の美白化粧品とセット提案したり、美白に特化していない通年商品にも「肌の透明感に」「紫外線ダメージのケアに」といった訴求を加えて購買意欲を高める事例がみられる。セット提案で相乗効果狙う

 13年にカネボウ化粧品で起こった白斑問題でゆらいだ美白化粧品市場。当時の取材では各社とも美白化粧品の売り上げに大きな影響はなかったようだが、顧客からの問い合わせが増えたという声は多く聞かれた。
 美白化粧品に対する消費者のニーズは依然高いとみて、各社ともさまざまな手法で美白商品の販促を強めている。
 ドクターシーラボは下期(15年2―7月期)、美白化粧品と高濃度ビタミンC化粧水のセット提案を行い、2商品を組み合わせた相乗効果をアピールしている。
 約3年前に販売を開始した高濃度ビタミンC化粧水「VC100ポアホワイトローション」は今年3月、「VC100エッセンスローション」として商品名と内容をリニューアルした。
 リニューアル前から卸先の陳列を拡大したり、サイズ展開を多様化させて売り上げアップを図ってきた。今上期(14年8月―15年1月)は売上高が前年同期比48・0%増、定期配送の出荷数は同44・9%増となり、主力商品に育っている。
 下期はさらに売り上げを伸ばすため、通販、対面型店舗、卸の全販路で主力の「アクアコラーゲンゲル」の美白化粧品とセット販売を推し進める。
 ゲルは「オールインワン」として販売しているが、「肌に悩みがある場合は、ほかの化粧品と併用しているお客さまもいる」(広報グループ)という。
 これを踏まえ、「アクアコラーゲンゲル美白」の大容量サイズ(120グラム)の購入者や、定期便の契約者に「VC100エッセンスローション」のミニボトルをプレゼントする企画を3月下旬から4月中旬に実施している。
 同時に、「VC100エッセンスローション」は卸先の店舗数を大幅に増やして拡販していく計画だ。

(続きは本紙4月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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