【2018年度 食品通販売上高ランキング】 〈食品通販売上高調査〉実質成長率は11.1%/100社合計売上高は4259億円

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 本紙が実施した食品通販売上高調査によると、18年度の食品通販売上高は100社合計で4259億2500万円だった。昨年と比較可能な企業37社で算出した実質成長率は11.1%だった。大手企業が堅調に業績を伸ばし、市場をけん引した。あじかんや富澤商店などのランキング中位企業の成長も続き、全体を底上げした。
 調査では、消費増税に合わせた新しい取り組みについて聞いたが、目立った回答はなかった。梱包材や原材料の価格の高騰が予想されたが、商品価格については「現状維持」が大勢を占めた。
 また、来年の東京五輪の開催に向けた商品開発や施策を予定する事業者も少なく、足元を見据えた事業展開が続く印象だ。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月10日号で)

■掲載企業
・〈業界分析「肉・ハム・ソーセージ」〉他社との共同企画で売上伸長/サイボクは「COEDOビール」と提携
・〈業界分析「ワイン・酒」〉独自商品の開発強化/若者のアルコール離れに対応
・〈業界分析「菓子」〉老舗は集客を多様化/若年層の取り込み狙い
・〈業界分析「ギフト」〉高級肉・コメが堅調/グルメ通販売上、横ばいで推移
・〈業界分析「高齢者向け食品通販」〉冷凍弁当が売上けん引/堅調推移の企業多く

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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