ヤーマン/20~50代に顧客拡大へ/ホームエステブランドを刷新

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「ミーゼ ディープコア」。顔にもボディにも使える。税込1万4800円

「ミーゼ ディープコア」。顔にもボディにも使える。税込1万4800円

 ヤーマンはこのほど、ホームエステブランド「アセチノ」をリニューアルすると発表した。新たなブランド名は「ミーゼ」。顧客の年齢層の拡大を図るのが狙いだという。「アセチノ」の顧客は30~40代の女性がほとんどだったが、新ブランドでは、ターゲットを20~50代に広げて訴求していく。また、EC・通販だけでなく、実店舗への卸にも対応し、顧客との接点を増やす。
 「アセチノ」は、11年2月のブランド立ち上げから19年3月31日までに、累計230万台を出荷した人気シリーズだ。エステティシャンに施術されているような、繊細な動きを再現するのが特徴。
 「アセチノ」は、美顔器の主力ブランドである「RF(アールエフ)」シリーズよりも低めの価格設定にしていた。美顔器に初めて関心を持つ顧客へのエントリーモデルとしての位置付けをさらに明確化する意味も込めて、今回のブランド刷新に至ったという。
 「RF」シリーズの代表的な美顔器「フォトPLUS(プラス)」は3万7000円(税別)だが、「ミーゼ」シリーズの美顔器は1万4800円(同)から購入できる。
 美顔器に強い関心を持つ顧客が多い「RF」シリーズとは異なる顧客層の開拓が見込めるとみている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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