ファンケル 19年4―6月期/売上高は5.7%増/化粧品、健康食品ともに増収

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 ファンケルが7月30日に発表した19年4―6月期(第1四半期)の連結業績は、売上高が前年同期比5.7%増の325億4400万円となった。主力の化粧品、健康食品ともに増収を達成した。化粧品は店舗販売と卸販売が前年同期比で2桁増収。健康食品では卸販売と海外が2桁増収となっている。
 化粧品関連事業の売上高は、前年同期比8.2%増の195億2800万円だった。このうち、ファンケル化粧品の売上高は同10.1%増の158億1100万円。アテニア化粧品の売上高は同9.0%増の31億2600万円となった。
 健康食品関連の売上高は、前年同期比3.1%増の113億6500万円だった。チャネル別では通販が同7.9%増の37億8500万円。店舗販売が同11.1%減の34億3300万円。卸販売は同12.5%増の35億4400万円。海外は同19.9%増の6億100万円となっている。
 製品別では、機能性表示食品の「内脂サポート」や「年代別サプリメント」が順調に推移した。
 第1四半期の売上総利益率は72.0%となり前年同期比0.6ポイント改善。売上高販管費率は58.6%で同1.8ポイント悪化した。これは健康食品を中心に広告宣伝費が増加したためだ。
 営業利益は同2.5%減の43億7700万円、経常利益は同3.5%減の43億8200万円、四半期純利益は同5.6%増の33億3900万円となった。

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