ストリーム 19年2月―4月期/営業利益51%増/外部モールが引き続き伸長

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 家電ECサイト「ecカレント」を運営するストリームの19年2月―4月期(第1四半期)の営業利益は、前年同期比51.0%増の4800万円だった。売上高は同3.5%増の59億3100万円。楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングなど外部モールでの売り上げが引き続き伸びた。
 自社ECサイトでは18年、WEB接客ツールのチャットツールを導入。同年10月からコンバージョン率の向上効果が出始めた。これにより、顧客の要望に応じた最短納期でのスムーズな案内ができるようになった。
 在庫施策と連動したプロモーションを行い、付帯工事が必要な冷蔵庫やテレビなどの大型家電の売れ行きが伸長した。
 3月には「ワンズマート楽天市場店」を、連結子会社のエックスワンのオフィシャルショップとして刷新。今後は化粧品や健康食品などの取り扱いを増やし、売り上げ拡大につなげる方針だ。
 同期の経常利益は同52.3%増の4800万円、四半期純利益は同13.2%減の2600万円だった。「今年度の計画値通りに動いている」(広報室)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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