アルヴォリ/キヤノンとコラボ開発/「組みひも」をカメラに

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萩島貴社長。「ブルー」のストラップをかけている

萩島貴社長。「ブルー」のストラップをかけている

 組みひもなど伝統工芸品のECを展開するアルヴォリ(本社神奈川県、萩島貴社長)はこのほど、キヤノンマーケティングジャパンとカメラストラップを共同で開発した。キヤノンマーケティングジャパンと、アルヴォリの両ECサイトで販売する。開発はアルヴォリが、販促はキヤノンマーケティングジャパンが主軸となり行っていく。アルヴォリとしては、今回の共同開発を機に、キヤノンマーケティングジャパンとともに開発する、カメラ関連のコラボ商品のラインアップを拡充させていきたい考えだ。
 共同開発した商品は、「東京くみひもカメラストラップ」(税別3万8000円)。500本限定で5月15日に発売した。キヤノンマーケティングジャパンは、既存顧客に対するメルマガを中心に同商品を訴求している。現在の注文数は非公開としている。
 アルヴォリでは、「受注ペースは当初予定していたとおりで、堅調。9月末までの完売を目指している。カメラのファンだけでなく、着物を好むお客さまにも相性がよい商品だと思う。当社としても多方面に認知拡大を図る」(萩島社長)と話す。
 アルヴォリとしては今後も、キヤノンマーケティングジャパンとのコラボ開発を積極的に行いたい考え。コラボ商品の拡販などにより、19年9月期は、前期比2倍の売上高となる見通しだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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