ミス・パリ/EC売上高16%増/エステ会員が購入者に

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 美容商材を販売するミス・パリ(本社東京都、下村朱美社長)のEC売上高が拡大している。グループ会社が運営するエステサロンの会員に対しECを案内。新規顧客獲得につながっている。19年3月期のEC売上高は前期比16.0%増だった。
 ECサイト「ミス・パリオンラインショッピング」を運営している。現在の会員数は約1万人。そのうちエステ会員が占める割合は、前の年から8.6ポイント増加し、19.2%となっている。
 展開するエステサロンは、「エステティック ミス・パリ」と「ダンディ・ハウス」の計120店。店頭や会員向けアプリでECの利用を促している。
 ミス・パリによると「ここ数年でECを強化してきた。EC会員の年間購入金額を見ると、エステ会員は通常のEC会員の3倍。今後もEC会員におけるエステ会員の割合は増やしていきたい」(経営企画部・脇島直人氏)と話す。
 今後はSNS「インスタグラム」を活用した販売や、ランディングページを使った男性向け化粧品の販売を強化する計画だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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