ナルミヤ・インターナショナル 19年2月期/EC売上高は42億円/新規顧客獲得で25%増収

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 ナルミヤ・インターナショナルが4月12日に発表した19年2月期におけるEC売上高は、前期比25.3%増の42億8600万円だった。ECサイトの利便性を高めたことや、キャンペーンを積極的に実施したことで新規顧客獲得数が増加した。
 ECモールでも事業展開する中、自社ECサイトの強化を進めた。サイトのビジュアルを改善し、利便性を向上。EC全体売上高に占める自社ECサイトの売り上げ構成比率は、同3ポイント増の43.0%となった。
 ECの購入者数は同49%増加した。中国のECモール「Tモール」に出店し、海外展開も進めた。
 「百貨店での売り上げが厳しい数値となったが、ショッピングセンターで展開する店舗の成長がEC事業にも好影響を与えた」(上田千秋取締役)と説明する。
 19年2月期の売上高は同10.2%増の297億円、営業利益は同15.7%増の16億2500万円、経常利益は同54.3%増の15億500万円、当期純利益は同102.8%増の18億200万円だった。
 18年3月に実施した、ナルミヤ・インターナショナルの吸収合併に伴う抱き合わせ株式消滅差益8億7500万円を特別利益に計上した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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