日本アムウェイ 18年12月期/売上高は2.1%減に/栄養補給食品は継続的に伸長

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 日本アムウェイ(本社東京都、ピーター・ストライダム社長)は4月26日、18年12月期業績を発表、栄養補給食品を除く製品群で売り上げが前期を下回ったことから、売上高は前期比2.1%減の989憶500万円だった。減収となったのは14年12月期以来。
 会員数も減少した。ディストリビューター数は期末時点で前期よりも約2万組少ない約65万組だった。アムウェイショッピングメンバーは約2000組少ない約5.3万組とほぼ横ばいで推移した。
 製品カテゴリー別でみると、「ホームケア」では13年ぶりに空気清浄機をリニューアルして投入したものの、前期比5.8%減の29憶6100万円と振るわなかった。化粧品を含む「パーソナルケア」では、若年層にフォーカスしたメーキャップの新ブランドの上市や、スキンケアラインの主力製品である美容液を「パーソナライズセラム」として発売したが、売上高は同4.3%減の243憶8900万円にとどまった。
 ここ数年成長を続けている「栄養補給食品」は当期も好調だった。ビタミンB群を効率よく摂取できる製品として発売した「ビタミンBプラス・オールデータイプ」が好評で売り上げを伸ばしたことなどから、同1.3%増の473憶4300万円になった。それ以外は「ハウスウェア」が9.5%減の206憶6000万円、「その他」が26.6%増の35憶5200万円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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