ペレ・グレイス/米国・本土進出を発表/2018年度総会を開催

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 ペレ・グレイス(本社東京都、佐藤知己社長)は4月12日、都内で「2018年度総会」を開催し、会員ら約700人が参加した。新製品の発表のほか、ハワイへの進出を進める中で、米国・本土へも進出することを明らかにした。
 佐藤永次副社長は18年度を総活する中で、19年3月期の売上高が速報値で前期比2.5%減の35億6000万円、営業利益は同5.0%増と減収増益となる見通しを明らかにした。
 20年3月期の事業方針として、ビジネスの進め方を教授する「セカンドペレズレッスン」の開催地域を増やす。セミナーで使用するための製品サンプルも無償で貸し出すことを検討する。
 新たなキャンペーン施策として、BIGタイトル特別ボーナスを発表。キャンペーン期間中に新たにダイヤモンドリーダー、クラウンリーダー、ロイヤルクラウンリーダーに20年3月までに昇格し、一定の条件をクリアすれば、それぞれ特別ボーナスを得られる。
 新サービスとして7月1日から、クレジットカード決済限定で同梱注文可能にする。自由に商品を組み合わせて定期購入ができる仕組みの導入を検討する。
 ハワイ研修旅行キャンペーンを9月1日〜3カ月間実施するほか、例年秋に開催してきた「感謝祭」を「クリスマスパティー」に変更することを発表した。東京ディズニーリゾートにある「ホテルミラコスタ」を会場に400人規模で開催する予定だ。
 佐藤社長は冒頭のあいさつで「今年で13期目を迎えることができた。今、ハワイ進出を進めているが、企業は失敗を恐れずに新しいことにチャレンジし続ければならない」と話した。
 さらに米国・カリフォルニア州に「ペレ・グレイス・USAインク」を設立したことを発表。今年7月のプレオープンを目指す。総会では、米国法人の代表に就任した実業家の西田卓氏が登壇。西田氏は「日本ブランド、ペレ・グレイスの素晴らしさを米国で広げられるよう取り組んでいきたい」と話した。米国事業について、国内のエグゼクティブリーダーに、米国の売り上げに応じたシェアボーナスを設けることを明かにした。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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