ニッセンホールディングス/7期ぶり営業黒字/実質営業益は7100万円

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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)が4月4日に発表した19年2月期連結決算によると、ニッセンHDの19年2月期実質営業利益は7100万円となった。12年12月期以来、7期ぶりの営業黒字となる。取扱商品の削減や資産の売却など、一連の事業構造改革が影響したとみられる。
 セブン&アイHDが公表した決算補足資料によると、ニッセンHDの19年2月期連結売上高は前期比55.4%減の455億6900万円、営業損失は1億9300万円だった。
 これは18年4月、ニッセンHDがロコンドに譲渡したシャディおよび関連会社の影響を含んだ数値となる。
 シャディと関連会社の影響を省いたニッセンHDの19年2月期連結決算は、売上高が同62.8%減の379億8100万円、営業利益は7100万円だった。
 ニッセンHDが営業利益を計上したのは、決算期変更以前の12年12月期の9億8800万円以来となる。

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