ディーエイチシー/唐津市とドレッシング開発/自治体との連携事業を推進

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 ディーエイチシー(DHC)は4月4日、佐賀県唐津市と共同でオリジナルドレッシングを開発したと発表した。同市と共同で進めている健康推進事業の一環となる。
 商品名は「げんこうノンオイルドレッシング」(200ミリリットル入り=写真)。唐津市の固有品種のかんきつ「げんこう」の果汁を使った。
 DHCは16年3月に唐津市と包括連携協定を締結。唐津市を皮切りに、現在20の地方自治体と連携協定を結んでいる。こうした取り組みは、DHCが16年3月に新設した「地域健康サポート局」が手掛けている。
 唐津市とは昨年8月から、DHCがシステム運営を受託する形で健康ポイントサービス事業「からつウェルポ」を提供している。専用サイトなどに自分の健康活動を記録すると独自ポイントが付与され、たまったポイントはDHC商品などと交換ができる仕組みとなっている。登録者は現在約900人。
 共同開発したドレッシングは、同市内の事業者への卸販売を検討する。地方自治体とはこのほかにも、茨城県境町とサプリメントを共同開発した実績がある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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