ポーラ・オルビスホールディングスは2月13日、グループのオルビス(本社東京都、小林琢磨社長)が1月1日に発売した国内初の肌機能がある特定保健用食品(トクホ)が、月間2億5000万円を売り上げたと発表した。販売個数は約8万個。肌機能のトクホという新規性と、テレビCMによるプロモーションが奏功したと見ている。健康食品分野では、オルビス史上最も好調な立ち上がりとなっている。
「オルビス ディフェンセラ」は、日本で初めて発売した肌への機能があるトクホ。全身の肌乾燥に対応しており、経口摂取する飲むスキンケアという提案も支持された一因と見ている。価格は30日分で3200円(税別)。
18年11月からプロモーション活動を開始。マス媒体やウェブ媒体で取り上げられた。1月からテレビCMをはじめとするマスプロモーションを展開。テレビCM放映後は、1日当たり約1.5倍の個数を売り上げた。
昨年11月1日には、中国のアリババグループが運営する越境ECプラットフォーム「天猫国際(Tモールグローバル)」と戦略提携を締結。2月下旬から「天猫国際」でも販売を開始する。19年の年間売上高目標は22億円に設定している。
オルビス/月商は2.5億円/1月発売の肌機能トクホ
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