ゼンリンデータコム(本社東京都、清水辰彦社長、(電)03—6860—7425)はこのほど、配達ドライバーの業務効率化を支援するスマホアプリ「配達アプリ」の提供を開始した。同アプリでは、宅配ボックスの有無や、前回配達時の注記などの情報を、クラウド地図上にメモして、複数のドライバー間で共有できる。同アプリはカスタマイズが可能。特定の訪販・宅配企業で使いやすいよう、カスタマイズアプリを開発することもできるという。
同アプリには、親会社のゼンリンが提供する「ゼンリン住宅地図」の情報を活用しており、全国の住宅地図の閲覧が可能だ。
「戸建てかマンションか」「表札の表記」「道路が一方通行かどうか」といった、宅配業務に必要となる情報を、地図上にメモをして残し共有することができる。
表示される地図上では、配達先の建物が別々のアイコンで表示される。配達可能時間帯や配達指定時間帯を文字で表示することも可能。配達可能時間が迫っている順に色分けして表示することも可能だ。現在地付近で優先すべき配達先をすぐに確認できるという。
アプリのダウンロードは無料。月額利用料は1端末につき税別1472円となっている。カスタマイズの費用は応相談としている。
ゼンリンデータコム/訪販向けにカスタマイズも/宅配企業の配達効率化アプリ提供
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