ケースレポートジャパン/OEMの商談機会を創出/販売会社とのマッチングアプリの提供開始

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 美容クリニック向けのマッチングサービスを提供するケースレポートジャパン(本社東京都、関本勝治社長、(電)03—6225—2767)は1月10日、販売会社と健康食品・化粧品のOEM(製造受託)企業をマッチングするウェブサービス「シイレ」の提供を開始した。販売会社は、専用サイトに登録されたOEM企業の中から条件に合った会社を選び、専用チャットを通じて問い合わせを行うことができる。19年11月までに月間問い合わせ件数600件を目指すとしている。
 同サービスには、さまざまな商品のOEM会社が、商品情報や製造条件を掲載している。「シイレ」の専用サイトに登録した販売会社は、その中から条件に合った会社を探し出し、問い合わせを行うことができる。マッチングには「個別商談」と「一括仕入れオファー」の二つのパターンがある。
 「個別商談」では、販売会社とOEM企業が専用チャットを通じて1対1で個別に商談できる。商談1件につきOEM企業に5000円が課金される。
 「一括仕入れオファー」では、販売会社側が複数のOEM企業に一斉にアプローチを行うことができる。OEM企業が返信する場合、1件につき1000円がかかる。
 同社は4月までに、OEM企業100社に登録してもらうことを目指している。健康食品と化粧品の両方のOEM企業に登録を促していく。3月まで、3商談が無料になるキャンペーンを行っている。
 同社はもともと、美容整形を行うクリニックとユーザーをマッチングするサービスを提供してきた。クリニックにはオリジナルサプリメントを開発したいという需要があるが、簡単に小ロットで商品を製造してくれるOEM企業を探す方法がなかったという。ミスマッチの解消を目指すべく、同サービスの提供に至ったとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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