トライステージ 18年3―11月期/営業利益は6億円強/DM発送代行が順調に推移

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 テレビショッピングを中心としたダイレクトマーケティング支援事業を行う、トライステージの18年3―11月期(第3四半期)連結業績は、営業利益が前年同期比24.6%減の6億5200万円だった。売上高が順調に推移したとともに、テレビ事業における人件費が想定を下回っているため、9月に発表した業績予想修正時の営業利益を上回って推移。特にDM発送代行事業の売上高が順調に推移している。
 売上高は同3.7%減の407億1200万円だった。売上高の内訳は、ダイレクトマーケティング支援事業が同12.2%減の239億7600万円、DM事業は同9.5%増の139億2600万円、海外事業は同18.1%増の14億3800万円、通販事業は同917.3%増となる2億7700万円だった。
 ダイレクトマーケティング支援事業のうちテレビ事業は、値引きの改定など取引ルールの適正化で売上総利益率が改善。個別決算による売上総利益率は前年同期比1.9ポイント改善の12.6%となっている。
 経常利益は同21.3%減の1億2800万円。海外子会社の投資損失や減損損失で、四半期純損失は11億2800万円だった。
 通期業績予想は、売上高が532億1400万円、営業利益は6億5800万円、経常利益は1億1100万円、当期損失11億7900万円を見込んでいる。

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