アリックス、サプリNB事業を統合/グローバルでM&A戦略を強化

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アリックス・ジャパン宮城GM(写真左下)と井上雅貴社長(写真右下)

アリックス・ジャパン宮城GM(写真左下)と井上雅貴社長(写真右下)

 アリックス・ジャパン(本社東京都、宮城邦夫GM)は12月1日、健康食品をネットワークビジネス(NB)で販売するフューチャーエナジー(本社東京都、井上雅貴社長)のNB事業を譲り受け、アリックスでの会員登録を始めた。親会社のアリックス・インターナショナル(本社米国ユタ州)は19年度の経営方針として、同業他社との経営統合を積極的に推し進めることを盛り込んでおり、グローバルでも強化することで組織拡大を加速させる。
 フューチャーエナジーは2003年創業。米国の財団法人野口医学研究所と提携し、サプリメントを開発。食用活性炭を配合したサプリメント「インデューサーMAX」を主力商品に展開していた。アリックスによると、アクティブ会員数は800人で、有力なリーダーは4人いるという。
 アリックスは、フューチャーエナジーと数年前から接触していて、2年前に経営統合に関する協議を本格化させていた。交渉の過程で、フューチャーエナジーの井上社長のみならず、リーダーを加えた協議を進め、会員の意見を積極的に取り入れて進めてきたという。
 井上社長はアリックスの「Disruptive by Design(既成概念を打破)、業界の古い慣行を打ち破り、大きく変えることにより誰もが安心して自己実現できる場を広げる機会を提供する」という理念に賛同し経営統合を決めたという。

(続きは、「日本流通産業新聞」12月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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