楽天/18年のヒット番付発表/横綱に「懐古消費」「スポーツ特需」

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楽天のトレンドハンターを務める真水淳氏が解説

 楽天は11月26日、18年に楽天市場で注目を集めたキーワードを”ヒット番付”として発表した(表上参照)。東の横綱には90年代ファッションや復刻グルメなどに象徴される「懐古消費」を選出。西の横綱にはスポーツイベントに合わせて消費された、有機ELテレビや観戦アイテムなどの「スポーツ特需」を選んだ。
 「楽天市場ヒット番付2018」は、楽天市場の購買データや消費動向を分析し、注目を集めた10のキーワードを選出した。さらに今後のヒット期待株として二つのキーワードも発表している。
 東の横綱に選出された「懐古消費」では、今上天皇の生前退位を来年に控え、平成を懐かしむ商品が注目された。18年1〜9月の売上高をみると、レトロ調理家電は前年同期比2.09倍、タピオカは1.28倍に増加した。
 西の横綱に選出された「スポーツ特需」では、冬季オリンピックやサッカーワールドカップの盛り上がりを受け、スポーツの観戦アイテムや関連グッズが人気を集めたという。有機ELテレビは6.79倍売れた。
 楽天市場のトレンドハンターとして購買データなどを分析する楽天の清水淳氏は、19年に期待のキーワードとして「増税前の駆け込み需要」「元年消費」の二つをピックアップした。
 「楽天市場の過去のデータを分析すると、増税前の駆け込み需要ではトイレットペーパーやペット用品などの消耗品が買われる。非常食や高額な家電なども買われる傾向にある。増税される2カ月前から駆け込み消費は始まりそうだ」(清水氏)とみている。
 楽天はフリマアプリ「ラクマ」におけるヒット番付も発表した(表下参照)。横綱に選出した「歌姫引退特需」「リバイバル消費」は、楽天市場の番付とも関連性がある。CtoCのプラットフォームならではのキーワードも選出しており、サービスの特徴が出ている。

「懐古消費」では90年代ファッションなどが注目された

楽天市場のヒット番付

ラクマのヒット番付

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