ベルーナ 18年4—9月期/売上高は5.7%増/さが美の連結で店舗が増収

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 ベルーナが10月31日に発表した18年4—9月期(中間期)の連結業績は、売上高が前年同期比5.7%増の791億6100万円だった。呉服販売のさが美グループホールディングスが連結対象に加わったことで、店舗販売事業が2桁の増収。専門通販事業も化粧品事業が順調で増収に寄与した。
 事業別の売上高は、総合通販事業が前年同期比3.3%減の360億1700万円。専門通販事業は同5.1%増の215億2200万円。店舗販売事業は同65.2%増の120億4000万円、ソリューション事業は同7.1%減の27億2300万円だった。
 総合通販の減収はカタログ発行の後ろ倒しなどが影響。配送料の値上げもあり、セグメント利益は同23.9%減の8億3200万円だった。専門通販事業のセグメント利益は同66.9%増の11億9300万円。化粧品事業に加え、看護師向け通販および健康食品事業の収益改善が寄与した。
 返品調整後の売上総利益率は56.9%で、前年同期比1.2ポイント改善。売上高販管費率は52.0%となり同2.0ポイントの悪化となった。営業利益は同9.0%減の38億5000万円。
 デリバティブ評価益16億9900万円を営業外収益に計上したことから、経常利益は同19.6%増の66億1800万円だった。法人税の計上で中間純利益は同2.4%減の42億2800万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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